禁煙は大変つらく厳しいです。
やめきれず喫煙者に戻ってしまう方も大変多いです。
かくいう私ツーテン自身、今でこそ禁煙に成功したものの、
何度も何度も失敗してきましたので、禁煙がどれだけ難しいものかという事を、
嫌と言うほど、骨身に染みるほど理解しています。
まあ、人によっては「やめた!」と思い立ち、すっとやめられた方もいらっしゃると聞きますので、
正に人それぞれだとはとは思うのですが、
個人的には、すっとやめられた方はニコチン中毒者では無かったのではないかと思います。
このブログでは、私の実体験に基づく、禁煙成功の方法をお知らせいたします。
結論:禁煙補助グッズに頼りましょう
私はニコチンパッチを用い禁煙に成功しました。
ニコチンガム式もあります。
ガム式は「口寂しさからの脱却」が出来ず、禁煙失敗になる危険がありますので
私はパッチ式を進めます。
強靭な意志を持ってニコチンを断ち切れる方には禁煙補助剤など不要ですが、
ニコチン中毒者にとっては、ニコチン切れの禁断症状に耐え切れません。
禁煙補助グッズを積極的に使いましょう。
禁煙方法
禁煙補助グッズを使ったら、即禁煙できると思ったら大間違いです。
それだけではやめられません。以下に記載する「禁煙の為の事前準備」から1つずつ実施してください。
事前準備
自分はなぜ禁煙したいのかをトコトン考え、紙に書く。部屋に貼る。
「なぜ禁煙したいのか」トコトン考えてください。
いざ禁煙生活に突入しますと、「俺は何でこんな苦しい思いをして禁煙してるんだろう?」
「もう禁煙はやめた!吸っちゃおう!」という気持ちが必ず、何度も、嫌と言うほど浮かんできます。
たばこ代を節約したい。家族に迷惑をかけたくない。赤ちゃんが生まれた。
火事の予防をしたい。高血圧を直したい。咳や痰を止めたい。。。
思いつくことをできるだけたくさん書き出し部屋中に貼ってください。
禁煙が成功したら何が嬉しいのか、トコトン考え、紙に書く。部屋に貼る。
「禁煙が成功したら何が嬉しいのか」トコトン考えてください。
お金が浮く。家族が幸せになれる。赤ちゃんがすくすく育ってくれる。
火事が起きない。高血圧が直る。咳や痰が止まる。。。。。
また、例えば「XXヶ月禁煙が続いたらXXXを買える」というご褒美を設定しましょう。
それを紙に書き出し、部屋中に貼るのです。
、、、なんか、受験生の机の前の「絶対合格!」の張り紙みたいでやだなあ。と思う人。いますよね。
「だめです!書いて貼ってください!」
たばこの依存性を舐めたらいけません。
人間の意志などひとたまりもないのです。禁煙への心の支えを1つでも多く持ちましょう。
禁煙の決意をする。禁煙開始日時を決める
禁煙の決意をします。禁煙開始日時を決めます。
絶対に、今度こそ禁煙を成功させるのだ!と自分を奮い立たせてください。
さあ、それが済んだら、禁煙開始日時までは、思う存分喫煙をお楽しみください。
禁煙補助剤を確保する
上述した禁煙補助剤を確保します。
薬局に行き、薬剤師の説明を受け、禁煙期間中に必要な量の補助剤を「全部」買います。
さしあたり1ヶ月分だけ買うとかはNGです。期間中必要な全量を必ず買います。
なぜなのかわかりますね?
「補助剤切れたから禁煙や~めた」という言い訳を排除するのです。
こんな子供みたいな言い訳しないよと言う方にご忠告。
貴方が言い訳するのではなく、ニコチンに言い訳を言わされるのです。
全量、事前に準備しましょう。
注:禁煙パイポは使わない
禁煙と言えば「禁煙パイポ」を思い浮かべるかたも多いと思います。
しかし「使わないでください」理由は「口寂しさからの脱却」が出来なくなるからです。
禁煙合宿を申し込む
仕事がお休みできる方。資金が用意できる方は、是非「禁煙合宿」を申し込んでください。
たばこ、ライター、灰皿を「全部」捨てる
たばこ、ライター、灰皿を「全部」捨てましょう。
禁煙開始日時の直前に、持っているたばこ、ライター、灰皿を「全部」1カ所に集め、
開始日時になったら「一斉に、全て捨てます」
中途半端な捨て方は行けません。
二度と拾えないところに、二度と使えないようにして捨てます。
禁煙の実施 初期
家族や職場の仲間に禁煙を宣言する。
家族、同僚、知り合い全員に、声高らかに禁煙の宣言をします。
「もし禁煙失敗したら恥ずかしいな」「皆にからかわれたり、逆にたばこさせ割れたりしないかな?」
などという心配はご無用です。
宣言するのです。
もともとたばこを吸ったことのない人は、
もしかすると禁煙の辛さを理解せず、禁煙失敗の際にお前は意志が弱いだのと中傷してくるかもしれません。
いいじゃないですか、たばこ吸いは禁煙の難しさを分かってくれます。
辛さが分からない人のいう事などほっておきましょう。
また、からかったりたばこを誘ってくる相手には、
そもそもこれを機会に付き合い自体やめてしまいましょう。
禁煙にはそれほどの覚悟が必要なのです。
イライラする環境を作らない
できれば禁煙最初の1週間、最低でも土日の有給休暇を絡め3日、お休みを頂きましょう。
仕事のイライラが、一番禁煙を邪魔します。
その他、家のごたごたは禁煙開始前に終わらせておきましょう。
徹底的にイライラを取り除いてください
たばこを吸う人に会わない
会社に行きますと、当然たばこを吸う人に会いますよね?
その人は毎日の「たばこ仲間」ですよね?すぐ吸っちゃいますよ。
自分の決心など、あっという間に消し飛びますよ。
前述のとおり、禁煙開始数日は「仕事休んでたばこ吸う人に会わない様にしましょう」
パチンコ、競艇、喫茶店など、たばこを吸う人のいる場所に行かない
お休みを頂いたとしても、パチンコや協定や喫茶店など、
たばこの吸う人のいるところへ行ってはいけません。
わざわざ自分の決意を曇らせる環境には近づかないでください。
たばこを買える場所に行かない
コンビニ、スーパー、自販機、、、たばこが買える場所、多いですよね。
「行ってはいけません」
言い訳できない様に、食材や必需品は禁煙開始前に1週間分、買いだめしておきましょう。
酒を飲まない
酒を飲みに行くことはもちろん禁止ですが、家での飲酒もやめましょう。
「酒は飲んでもいいじゃないか!!!!!」
ごもっともです。酒は飲んでもいいです。
でもね、酒を飲むと「タバコが吸いたくなるのです」
絶対、ぜ~~ったい、吸いたくなるのです。
耐えられないですよ。
少なくとも、禁煙開始1週間は禁酒もしてください。
会社を休む。寝て暮らす。
もうね、禁煙1週間は「寝て暮らしましょう」
何したってたばこの事を思い出します。
頭の中がたばこだらけになります。
ある期間、たばこを忘れていても、すぐ思い出します。
強烈に吸いたくなります。
禁煙補助剤でかなりその欲求は軽減されますが、所詮欲求はゼロにはなりません。
飯を食っても、テレビを見ても、ゴロゴロしてても、趣味に没頭してても、
何してても吸いたくなります。極力寝て暮らしましょう。
禁煙 中期
ある時から突然、たばこの煙が「くさい」と「嫌だ」と「苦しい」と感じるようになります。
こうなったら禁煙中期です。
禁煙成功ではありません。禁煙中期なのです。
まだまだ油断はならないのです。
本当に「毎回」たばこが嫌と感じるかを試す
る時から突然、たばこの煙が「くさい」と「嫌だ」と「苦しい」と感じるようなるのですが、
それは「本物」でしょうか? 確かめる必要があります。
試してみてもし、一度でも「吸いたい」とか「クラッと」きたら、「まだまだ禁煙途上」です。
「毎回」嫌と感じますか?たまにクラッときませんか?
知らない人が吸っていて、本当に「毎回」嫌ですか?「毎回」くさくて苦しいですか?
ちがうでしょ?自己を知ることが重要なのです。
自分がどれくらい「やめられているのか」感じてください。
酒を飲んでも、ご飯を満腹食べていても、「毎回」嫌と感じますか?
自分が、レストランや居酒屋で、酒を飲んでも、ご飯を満腹食べていても、
他人の煙を「毎回」嫌と感じますか?
禁煙環境としてはなかなか厳しいこの環境でも
クラッとこないなら、本物に近づきつつあります。
まだまだ禁煙途上の方が、引き続き実施する事
- パチンコ、競艇、喫茶店など、たばこを吸う人のいる場所に行かない
- たばこを買える場所に行かない
- 酒を飲みにいかない
貴方はまだ禁煙できていません。
上記の場所には、引き続き行かないでください。
人間の意志など全くあてになりません。
ニコチン中毒は依存症です。病気です。
貴方は薬物中毒者同様、ニコチンという毒にまだ取りつかれているのです。
そういった中、貴方は素晴らしい意志で耐えている最中なのです。
意志が揺らぐような場所には行ってはいけません。誓ってください。
禁煙 後期
禁煙も3年、5年と継続してくると、
日ごろの生活において、隣でたばこを吸われようが、それが飲み会の席であろうが、
吸いたい気持ちが沸き立つことがなくなります。
もう「禁煙は成功した」と思うでしょ?実は「まだなんです」
私ツーテン、3年以上の禁煙の後、喫煙者に戻ってしまったことが2回あります。
一度は泊まりの忘年会で、一度は仕事が超激務になった時、喫煙が再開しました。
一度でもたばこが習慣化した人は
吸った時の「まやかしの良い感覚」が骨身に染み込んでいるのです。
調べますと、たばこの依存度は覚せい剤にも匹敵するほどの高い依存度であるとの事です。
それほどたばこ依存とは恐ろしいものなのだと思います。
現在、3回目の長期禁煙中なのですが、全然「やめきった!」という気持ちになっていません。
おそらく皆さんも同じです。やめきれてはいません。
しかし、せっかく長い間やめられているのです。
この長期に渡る禁煙生活実績は本物です。
「一生、気を付けましょう」「禁煙記録を伸ばし続けましょう」
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