はじめに
このブログは、お仕事で初めて中国に行くことになった方に対し、
実際に起こる色々な場面を想定し、
最低覚えておいて頂きたい中国語をお教えする目的で作りました。
よって、文章は極限まで短くし、言葉はカタカナで表記、
イントネーションは➝↗V↘・で表記しました。
正式な発音とはもちろん異なるのですが「初心者には問題ありません」
大きな声で話す事だけに専念してください。
ともかくこれを丸暗記して、種々の場面でしゃべれる様になりましょう!
飛行場で必須な2つの中国語
- 「何時搭乗?」=「ジー(V)テン(V)トン(→)ジ―(→)?」
- 「明日何時出発?」=「ミン(↗)ティエン(→) ジー(V)テン(V)チュー(→)ファー(→)?」
活用方法
チェックイン、イミグレ
チェックインは飛行機の予約表を持っていけば基本お話し不要です。
ただし「便を変えたい」とか変更がある場合は
当然高度な中国語が必要となりますので、変更は事前に済ませましょう。
イミグレは基本何も聞かれません。パスポートと出入国書類を提示すれば無言で通してくれます
トラブル発生時
空港で中国語が必要になるのは「トラブル発生時」です。
「何時搭乗?」=「ジー(V)テン(V)トン(→)ジ―(→)?」
空港でのトラブルは飛行機の搭乗や出発が遅れる事です。
日常茶飯事です。1時間遅れなんて誤差だと思ってください。
場合によっては「その日に飛びません」。
という事で飛行機で訪問するお客様については、
お約束の前日に現地入りしてください。
私はそうしていました。
それはさておき、飛行機に遅れが発生した場合、
搭乗口の前で搭乗を待っていると、予定時間になってもゲートを開ける準備がなく、
中国現地のお客さんたちがざわざわしてきます。
その時点では電光掲示板に遅れ情報が記載されていない事が多いです。
で、係員がゲートに来るやいなや、現地のお客さんが係員に状況を確認しますので、
聞き耳を立てましょう。
貴方がもし中国語の数字を理解できていれば
「数字」が聞こえてきます。それが「現時点での予定時刻」です。
で、その時刻をあてにして、空港の喫茶店とか、別の場所に行ってはいけません。
なぜなら状況は刻々と変化するからです。搭乗口にずっといましょう。
もし貴方の運が悪い時は
①搭乗口に弁当が用意され、配給されます。当分飛行機は飛びません。
②お客に「今日は飛ばない」という説明があります。あきらめましょう。
③ラッキーな場合、空港がホテルを用意し、ホテルまでバスで送ってくれます。
基本ホテル代は空港負担してくれます。
ただし、係員のいう事を必死に聞いてくださいね。
とは言うもののこんな難しい中国語は我らにはわかりません。
わからない場合は同じ飛行機に乗る中国人のお客さんに
おいていかれない様に必死でついていってください。
以下2点の確認が不要になります。
- 何時にどこでホテル行きのバスが出発するのか?
- 部屋は何号室か(他人と相部屋の場合が多い)
で、ホテルに付いたら、「明日何時に空港行きのバスが発車するのか?」
だけは確認してください。
「ミン(↗)ティエン(→) ジー(V)テン(V)チュー(→)ファー(→)?
まとめ
どうでしょうか?
初めての中国出張、飛行場でのコミュニケーションを
2つの中国語で成し遂げることが出来ました。
中国に初めてゆく方は中国語が出来ないのが当たり前です。
ですから何も恥ずかしがることはありません。と言いますか「恥ずかしがってはダメなのです」
皆さんは人気テレビ番組の「行ってQ」で出川哲郎さんが英語が全然できないのに,
全く恥ずかしがらずに自分の持つ能力をフルに発揮し課題を解決するのを
見たことがあると思います。是非出川さんをお手本にしてチャレンジしてくださいね。
しっかりと中国語の勉強がしたくなった方に
上記のような、最低必要な中国語を少しずつ丸覚えするやり方ではなく、
きちんと、しっかりと勉強したい方は以下をおすすめします。
書籍2選
必ず話せる中国語入門 決定版 相原茂
まんが中国語入門 高信太郎
YouTubeおすすめ3選
- 2006年nhk中国語講座
- 【分かりやすく勉強】日常でよく使う中国語講座!
- 寝る前におぼえる・中国語表現集 700
YouTubeは、ゴロゴロしながらでも見ていられるのでストレスが低いです。
「寝る前に覚える中国語表現」は、子守歌のつもりで聞きながら寝てください。
中国語教室おすすめ3選
- ノバ
- ユーキャン
- ECC
ご存じ、外国語教室御三家です。勉強という側面もありますが、
「中国人とお話しすることに慣れる」のが一番の目的です。
ビビらずしゃべれる「心」を造りに行ってください。
オンラインスクール
中国赴任前に忙しくて中国語教室など通う時間が取れない貴方には
「オンスク.JP」というオンラインスクールを紹介します。
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すぐに話せる中国語、HSK2級、HSK3級に向けた勉強ができます。
翻訳機
どうしても話せないのは不安!道具が持ちたい!という方は下記の翻訳機のご検討を。
おまけ:ブログシリーズ紹介
このブログシリーズは「広州赴任準備編」と「広州駐在生活編」の2編構成で、
広州赴任における種々の心配事に対するアドバイスをさせて頂きます。
このブログシリーズが、皆さんの広州赴任生活にお役に立てれば幸いと考えております。
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