エコノミークラス症候群にご注意を。予防法を3つご紹介。

広州駐在生活

このブログは10年間中国広州市にて駐在を経験した私ツーテンが、

広州駐在中における種々の問題や悩みを解決させるために作りました

今日のテーマは、中国内出張、飛行機での移動の際の

エコノミークラス症候群への注意喚起と予防法の紹介です。

何せ中国は広いです。得意先も仕入先も中国各地に点在していますので、

職種によっては「毎週飛行機に乗って出張する」なんていう方がざらにいます。

かく言う私も「バスより飛行機に多く乗ってる」位、飛行機での出張が多かったです。

毎日毎日、激務をこなし、夜は夜でお客様と会食、土日はゴルフ接待と、

まったく休みが取れない生活でボロボロの体で、飛行機出張をせねばならないわけです。

私自身、出張で飛行機に乗っている最中に頭痛、吐き気、油汗、胸が締め付けられる感じがしたり、

呼吸困難になったことがあります。

自らの経験を元に、エコノミークラス症候群の予防法をまとめましたので参考にしてください。

結論:エコノミー症候群の予防法

  • 前日は早く寝る。深酒を控える。
  • 弾性ストッキングを履く。
  • 飛行機内で水分を摂る。体操する。ウオーキングする。

そもそもエコノミークラス症候群ってどんな病気?

エコノミークラス症候群は脚の血流が悪くなり、

静脈血栓という血のかたまりができてしまう「急性肺血栓塞栓症」です。

脚にできた血栓が血管を通って運ばれ、肺の静脈を塞いでしまう症状をいいます。

エコノミークラス症候群になると起こるリスクは呼吸困難・窒息状態に陥り、

状態が悪ければ突然死につながることです。

「本当に苦しいですよ」「マジで死ぬと思いますよ」

是非、下記の予防法を真面目に取り組んでください。

予防法のご説明

前日は早く寝る。深酒を控える。

至極当たり前な予防法ですね。

でも、膨大な仕事を抱え、付き合いもある中、出張前日も夜遅くまで酒を飲み、

午前様などということがよくあります。私自身がそうでしたもん。出張帰りも同じですね。

で、前述したとおり、私自身、エコノミークラス症候群の症状が、飛行機に乗っている最中に出たのです。

「死ぬかと思う苦しさ」を経験して、生活を改めました。

皆さんは「経験する前に」予防ください。

弾性ストッキングを履く。

弾性ストッキングは、足を圧迫し、下肢に血液が溜まるのを防ぐことができます。

飛行機内で水分を摂る。体操する。ウオーキングする。

飛行機内では、極力ビールは我慢して水分を摂りましょう。

また、おトイレにもちょこちょこ行き、歩きましょう。そのついてに体操をしましょう。

座席でじ~っとしているのが一番だめです。積極的に動きましょう。

まとめ

一番怖いのは、症状が出て苦しくても「すぐに飛行機から降りられない」ということです。

当然ですよね。飛行中ですもん。着陸までず~~~っと、この苦しみに耐えなきゃいけないんです。

私は苦しくて苦しくて、ふらふらしながらトイレに行って、トイレの前で意識を失って倒れたんです。

幸いにもすぐにフライトアテンダントさんが処置をしてくれて意識を取り戻したのですすが、

私の人生において「意識を失った」のはこの時だけです。

何度も言いますが「死ぬかと思いました」

皆様におかれましては、くれぐれもお気を付けください。

おまけ:ブログシリーズ紹介

このブログシリーズは「広州赴任準備編」と「広州駐在生活編」の2編構成で、

広州赴任における種々の心配事に対するアドバイスをさせて頂きます。

このブログシリーズが、皆さんの広州赴任生活にお役に立てれば幸いと考えております。

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