AirPodsは補聴器としてもコスパ最高。ビジネスで快適に使用可

良い事みつけた!

私、60歳の普通のおじさん、サラリーマンのツーテンです。

この頃、会社の会議などで人の話している声が大変聞き取りにくくなりました。

家族の勧めもあり、耳鼻科に行き、診察してもらったところ

高音域の聞き取り能力が低いことがわかりました。

ということで、補聴器選びを致しました。

本日は、私が実際に数多くの補聴器を研究し

多くの補聴器を試用した結果購入したAirPods Pro第2世代(USB-C)について、

既に1年使用している実感を交え、皆様にご紹介をさせて頂きます。

AirPods Pro第2世代(USB-C)

AirPods Pro(第2世代)
AirPods Pro(第2世代)。適応型オーディオ、最大2倍の雑音を消すアクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード。そして、パーソナライズされた空間オーディオを届けます。

まずは公式の宣伝と、楽天で購入可能な宣伝を張っておきますね。

ご注意:補聴器機能があるのは第2世代(USB-C)

まず、最も重要な注意を申し上げます。

AirPodsで 補聴器機能があるのは、AirPods Pro第2世代(USB-C)です。

補聴器としての機能を期待する場合、これより前の世代のものを購入してはいけません。覚え置き下さい。

AirPods Pro第2世代(USB-C)をおすすめする理由

おすすめする理由を端的に申し上げます

  • 補聴器である(集音機ではない)
  • 自分でいつでも調整できる
  • 割安である
  • 耳穴型である
  • スマホ通話、パソコン視聴が可能

補聴器である(集音機ではない)

初めて補聴器の購入を検討されている方の中には

「補聴器の話をしているのに、おすすめする理由が『補聴器である』とは、

いったい何を言っているのだ」とお怒りの方もおられると思いますので、説明します。

世の中で一般に紹介されている補聴器を大きく分けると「補聴器」と「集音機」に分かれます。

「補聴器」は、各個人の聴力を周波数毎に調整ができる機能を持った機械です。

簡単に言いますと「低い音だけ大きくする」とか「高い音だけ大きくする」ことができるものです。

「集音機」とは音を大きくする機械です。周波数毎の音量調整はできません。

私の場合は「高い音が聞きづらい難聴」でした。

よって、「高い音だけ大きくしたいのですね」

低い音まで大きくなってしまうと「ただうるさいだけ」になってしまいます。

よって、「補聴器である事」はとても重要であります。

自分でいつでも調整できる

AirPods Pro第2世代(USB-C)の補聴器として周波数単位の音量調整は、

自分のiPhoneにアプリを入れて行います。

静かな部屋で、実際にAirPodsを耳に入れ、アプリを起動します。

AirPodsから高い音から低い音まで、聞こえてきますので、

聞こえたらアプリのボタンをプッシュするのです。

そうしますと「今の自分の耳の聞こえ具合」がわかるのです。

そしてその情報を元に、AirPodsが「補聴」してくれるのです。

普通の補聴器ではお店で調整してもらう場合がほとんどだと思いますので、

自分で調整できるAirPodsは便利だと思います。

私がiPhoneのアプリで聴力を測った結果を載せておきます

割安である

補聴器は100万円以上するものから、数万円のものまで、本当に多くの種類があります。

価格差が生まれる理由の内、最も大きいのは、上述した周波数毎に音量調整できる「周波数の幅の違い」です。

簡単に言います。

安い補聴器は「高い音、中くらいの音、低い音の3種類について音量調整できます」

高い補聴機は「高い音から低い音まで、20段階以上に分けて音量調整できます」

当然、調整が細かくできる補聴器の方が「聞きやすい」という事になります。

これ、実際に試すと本当に違いが判ります。

私は補聴器を決める前に6種類、お借りできるものはお借りして、

試させていただいてその違いを確認しました。

この工程は非常に重要なので、必ず実施してくださいね。

話がそれましたので戻します。

AirPods Pro第2世代(USB-C)の調整は7つに分けて調整できます。

上述した周波数グラフを見ると7つの折れ線グラフになっているので、

ご理解いただけると思います。

すなわち、AirPods Pro第2世代(USB-C)は、

7分割調整できる補聴器で約4万円という事です。

一般の7分割補聴器は30万円程度はします。

もちろん、一般の補聴器は「軽い」とか「付け心地」とか「電池の持ち」

といった点でも優れておりますので一概に優劣はつけられないのですが、

この価格差は、私にとっては大きいです。

耳穴式である

補聴器にはその装着方法として、耳に引っかける「耳かけ式」と耳の穴に入れる「耳穴式」があります。

私は眼鏡を使っております。また、コロナやインフルエンザの予防のためマスクをしています。

これに耳かけ式の補聴器を装着しますと、耳に大きな負担になります。

また眼鏡やマスクを外すたびに補聴器が落ちてしまう危険があります。

また、補聴器と、眼鏡、マスクがすれる音で雑音が入ります

という事で私には「耳穴式」が条件となりました。

もちろん、一般の補聴器にも数多くの「耳穴式」の補聴器はあるのですが、

耳穴形状を合わせる必要があるため、いわゆる「オーダーメイド」となり

「試用」がかないませんでした。

試用なしでは、30万円を支払う決断ができなかったので一般の補聴器をあきらめました。

スマホ通話、パソコン視聴が可能

私はサラリーマンですので、スマホもパソコンも頻繁に使います。

その際にはAirPodsは大助かりです。何せ「外さなくて良いのです」説明不要ですね。

一般の補聴器ですと、特にWEB会議の時など、

補聴器を外して、パソコンにつないだイヤホンを付けて会議に臨まねばなりません。

もちろん一般の補聴器でも、パソコンにリンクできるものはありますが、

別売りのアダプターが必要であるとか、コスト高になります。

まとめ

AirPodsは試用はできませんが、3万円台で買えますし、

補聴器として不十分であったとしてもいわゆるワイヤレスイヤホンとして

使えれば良いと考え買いました。

既に1年使用していますが、私には補聴器としての性能も十分であり、コスパ最高でした。

一般の補聴器の耐用年数は5年ほどと聞いております。そして大変高価です。

ご購入の際にはくれぐれも試用して購入をお決めください。

コメント

  1. たけ より:

    はじめまして
    難聴とairpodsについて調べていたところこの記事にたどり着きました。
    まだまだ情報が少ないなか非常にためになる感想をきくことができました。
    よかったらもう少し詳しく使用感についてお伺いしたいのですが、
    お問い合わせフォームが表示されていないのでよろしければ公開をお願いします。

    お返事お待ちしております。

    • ツーテン より:

      たけさん、メールありがとうございます。私は今でもairpodsを補聴器として使用し続けています。一言で言えばコスパ最高です。難点を敢えてあげれば、半日1回.昼飯時に充電が必要な事です😊

    • ツーテン より:

      追記します。私は事務職のサラリーマンです。airpodsはウェブ会議にも、電話にも、補聴器にも使えます。そういう意味では補聴器より優れています。