会社から広州への赴任を命ぜられますと、後日当然引っ越しについても指示があると思います。
会社からの指示があるならそれに従えばよいのですが、自分で対応せねばならない場合は難しいですよね。
今日は引っ越し手配についてご紹介をします。
引っ越し便で自分が運ぶ物の明確化
まずは「何をどう運んでもらうのか」を明確化しましょう
広州で必要なものを明確化する
まずは、生活に必要なものをイメージしてください。一覧表を作ってみることをおすすめします。
会社で用意してくれるものを明確化し消し込む
会社用の電話、パソコン、制服などは、会社が準備してくれますね。
会社がサービスアパートを用意してくれる場合、
食器、鍋、釜、家具、ベット、テレビ、洗濯機等々、多くの家具がセットでついています。
会社が手配してくれる品を明確化し、一覧表に「会社手配」と記載します。
自分で用意せねばならないものの準備
上記の消し込みで、「自分で用意せねばならないもの」が明確化します。
これを持ってゆく準備をすればよいわけです。
すでに持っているものと、新規購入するものを明確化し、いつ買うのか決めましょう。
引っ越し荷物の分類と手配
船便、エアー便、手荷物に分類する
引っ越し荷物を「いつから広州で必要なのか?」に着眼し、船便、エアー便、手荷物の3分類にしてください。
- 船便 :着任後2ケ月後以降に到着で構わないもの
- エア便:着任後2週間後以降に到着で構わないもの
- 手荷物:着任後すぐ必要なもの
引っ越し荷物の届け先の明確化
広州での住まいが決まっているなら、そこに届けてもらいましょう。
住まいが決まっていないことも多々あります。
その場合は会社に届けてもらうとか、「届け先の明確化」が必須です。
会社に相談しましょう。
自分で住まいを決めねばならない場合は
別ブログ「広州駐在10年の私がすすめる住まいの選定方法」を参照ください。
引っ越し業者の手配
引っ越し業者はいろいろありますが、いくつか紹介をしておきます。
どこもしっかり仕事して頂けますので頼りましょう。
- 日通
- さかい
- 郵船
- ヤマト
引っ越しのコツ
もっていかない
「もっていかない」のは、引っ越しの極意です。
どうしても必要なもの以外はすべて捨てましょう。
日本からどうしても持っていきたいもの以外は広州で買いましょう
極論すれば「パスポート、ビザ、お金」これ以外は不要です。
持ってゆけば帰任時に持ち帰らねばなりません。引っ越し荷物を削りましょう。
広州にもっていかないものは捨てる
広州にもっていかないものは、この機会に思い切って「捨てましょう」。
もっていかないものは、数年後、日本に帰任してきても使いません。
帰任して必要なものはまた買えばいいとわりきって「捨てましょう」
船便引っ越し荷物出しはお早めに
船便輸送の引っ越し荷物は「2ヶ月かかる」と上述しましたが、さらに遅れることもあります。
また、後から必要になる物を選んだはずなのに
「船便に乗ってるあれがほしい!」などどいう事が結構起きます。
船便引っ越し荷物は「今はいらない物」なのですから出来るだけ早く出荷してしまいましょう。
まとめ
引っ越し作業を済ませると、日本の家からいろいろなものが中国に運ばれ、
いよいよ「俺も広州にいくのかあ」という実感が沸いてきます。
わくわくしてますか?心配で夜も寝られませんか?
どちらの場合もツーテンのブログを見てもらって期待を膨らませ、不安を解消して下さいね。
おまけ:ブログシリーズ紹介
このブログシリーズは「広州赴任準備編」と「広州駐在生活編」の2編構成で、
広州赴任における種々の心配事に対するアドバイスをさせて頂きます。
このブログシリーズが、皆さんの広州赴任生活にお役に立てれば幸いと考えております。
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